
今、言い訳を探しているあなたへ
「やばい、遅刻だ!」
「何て言い訳しよう…怒られるかも…」

そんな風に焦ってこのページを開いたあなた、大丈夫です。
まずは、今この瞬間を乗り越えるための言い訳を5つ紹介します。
そして、記事の後半では、明日から遅刻しないための解決法についても、お伝えします。
今すぐ使える!バレない遅刻の言い訳5選
- 自分の体調不良
- 家族の体調不良
- 渋滞
- 公共交通機関の遅延
- 忘れ物を取りに戻った
①自分の体調不良
理由
「自分の体調不良」は、急な頭痛や腹痛、発熱などを理由にできるため、自然で受け入れられやすい言い訳です。体調は本人にしかわからないため深く追及されにくく、短時間で回復する軽い症状を伝えるのがポイントです。
例文
「今朝、少し気分が悪く様子を見ていたため、出社が遅れます。もう大丈夫ですので、通常通り出勤いたします。ご迷惑をおかけしました。」
ポイント
軽症であることを伝えた上で、『今は大丈夫』であることをしっかり伝えましょう。
→相手に余計な心配をさせ、大事になるリスクがあります。
②家族の体調不良
理由
「家族の体調不良」は、自分以外の事情を理由にできるため、深く追及されにくく自然な言い訳になります。特に親や子どもなど近い家族を理由にすると説得力が増し、相手も配慮してそれ以上詳しく聞かないケースが多いです。
例文
「子どもが朝方に体調不良を訴え、急きょ看病と様子見をしていたため、出発が遅れてしまいました。すでに症状は落ち着いており、通常通り出社できます。ご迷惑をおかけしました。」
ポイント
『自分の体調不良』のパターンと同様、軽症であることを伝えた上で、『今は大丈夫』であることをしっかり伝えましょう。『病院』に連れていくほどの内容で伝えると、過度な心配をさせてしまう可能性と、詳しい状況説明が求められるリスクがあるため避けましょう。
③渋滞
理由
「渋滞」は交通事情による不可抗力な理由のため、自然に受け入れられやすい言い訳です。特に天候や事故による渋滞なら、証明も不要でリアリティが高く、責任追及もされにくいのが大きなメリットです。
例文
「今朝、事故渋滞に巻き込まれてしまい、到着が遅れてしまいます。事前にもっと早めに出るべきでした。今後は余裕を持って行動します。ご迷惑をおかけして申し訳ありません。」
ポイント
想定外の渋滞(事故・天候)を強調した上で、反省の言葉をセットで述べましょう。
結局のところ、上司からしてみれば『早く出発すればいいじゃないか』という気持ちがぬぐえないため、反省の言葉がないとただの言い訳ばかりだと思われてしまいます。
④公共交通機関の遅延
理由
公共交通機関の遅延は、自分ではどうにもできない外的要因のため、納得されやすい言い訳です。『渋滞』と同様、不可抗力な理由であり、現実味があって責任を追及されにくい自然な言い訳として有効です。
例文
「今朝、利用していた電車が遅延してしまい、到着が遅れてしまいます。事前にもっと早めの便を選ぶべきでした。今後は余裕を持って行動します。ご迷惑をおかけして申し訳ありません。」
ポイント
遅刻の事実はシンプルに、数分の遅刻の際にのみ使用するようにしましょう。鉄道会社などは一般的に5分以上の遅延に対し、遅延証明書を発行するのが一般的です。
遅延証明書が手元にないと、嘘がバレる可能性が大きいため、5分以内の遅刻のときのみとしましょう。
また、『渋滞』の言い訳と同様『早く出れば』という気持ちを和らげるため、反省の弁を付け加えることも重要です。
⑤忘れ物を取りに行った
理由
忘れ物を理由にする遅刻は、個人的なミスでありながらも自然でリアルなため、受け入れられやすい言い訳です。特に「会社に必要なもの(社員証、会議資料など)」を忘れた設定にするとよいでしょう。
例文
「出発後に会社の社員証を忘れていることに気づき、取りに戻ったため到着が遅れます。確認不足でご迷惑をおかけし、申し訳ありません。今後は出発前にしっかり確認します。」
ポイント
『業務に必要不可欠』なものを具体的に伝えましょう。あくまで今回の場合は『注意をされない』ことではなく『注意の強さを和らげる』ことであることを忘れずに、反省の弁は確実に伝えましょう。
助かった~

今回、例に挙げた5つを実践することで、上司からの注意は免れるかもしれません。
しかし、あくまで一時しのぎの言い訳に過ぎず、以降2回3回と遅刻を繰り返すようなら社内の信用を失うことにつながりかねません。
だからこそ大切なのは『言い訳を考える』ことではなく『遅刻を繰り返さない』こと。
寝坊の原因として
・睡眠不足
・疲労
・睡眠の質が低い
・体調不良
・低血圧
など、さまざまな理由が考えられますが、いつも『ベッドから出られない』、『何度アラームをかけても起きられない』ならば、『睡眠の質』に問題がある可能性があります。
もう遅刻なんてしたくないよ~

そう考えているのであれば、次に紹介する『睡眠の質を上げる』方法を実践してみてください!
今日からできる!睡眠の質を上げる3つの方法!
『もう遅刻をしない』ために、『睡眠の質』を上げる3つの方法を紹介します。
- 生活習慣の改善
- 睡眠環境を整える
- 食事の改善
①生活習慣の改善
『生活習慣の改善』といってもなかなか難しいのではと考えるそこのあなた。
今から上げる5つの項目を意識してみてください。
①寝る1時間前からスマホ・パソコンは見ない
→光による脳の興奮を防ぎ、体内時計を正常に保ちます。
②決まった時間に寝て、決まった時間に起きる
→生活リズムを整えることで、翌日疲れが残りにくくなります。
③就寝3時間前までに、夕食は摂る
→内臓の消火活動が活発なまま眠ると、睡眠が浅くなる恐れがあります。
④寝る前のアルコール、カフェインを避ける
→アルコールは入眠作用があるものの、睡眠の質は低くなります。カフェインについては睡眠を妨げてしまうため、夕方以降は摂るのを控えましょう。
⑤朝起きたら、すぐ日光を浴びる
→体内時計がリセットされて、夜が自然と眠りやすくなります。
どうでしょう。『このくらいなら自分にもできそう』と感じた方も多いのではないでしょうか?
単に生活改善といっても、大きな目標を掲げてもなかなか継続が難しいもの。今回挙げた5つの項目の様に始めやすい生活改善から取り組んでみてはいかかでしょうか?
②睡眠環境を整える
睡眠の質を向上させるには、自らの生活改善のほかに睡眠の環境を整えることも大切です。
①温度と湿度
→室温は夏は26~28℃、冬は18~23℃前後に保ち、寝床温度(寝具の中の温度)は33℃、湿度は40~60%が良いと言われています。
基本的にエアコン等で温度調節をするのが良いですが、乾燥のし過ぎを防ぐため、加湿器を使うのも効果的です。健康づくりのための睡眠指針2014
②寝具(敷き寝具、枕、掛け布団)
→敷き寝具に関してはオーダーメイド(身体に合わせた)の寝具とそうでない寝具で睡眠の質を検証したところ、オーダーメイドの寝具のほうが睡眠の質が高くなること がわかりました。身体に合わせた敷き寝具が睡眠の質改善!
枕についても、敷き寝具と同様身体に合わせた枕を選んでみて下さい。
身体に合わせて選んだ枕のほうが睡眠の質が向上するという結果が出ており、さらに敷き寝具に合わせた枕を選ぶほうが良いと言われています。睡眠と寝具の快適性
掛け布団は『保温性』『吸放湿性』『柔らかさ』『軽さ』を意識してみてください。季節に応じて、使い分けるのも良いと言われています。
③照明
→『暖色系』の『間接照明』を使用してみてください。
先述のスマホ・パソコンを睡眠前に使用しないほうがいい理由は、スマホ等から発する青白い光には、『メラトニン』という、入眠作用のあるホルモンの分泌を抑制してしまうため、脳が覚醒し睡眠を妨げるのです。
逆に、『暖色系(橙・黄色)』の『間接照明』を選ぶことで、リラックス効果が期待できるため、入眠に効果的だと言われています。
③食事の改善
食事も下記の2点について意識すると、睡眠の質向上に効果的だと言われています。
①睡眠の質を上げる食べ物
『セロトニン』の生成を促進する食事をとりましょう。
→セロトニンとは、入眠作用のある『メラトニン』の原料となるホルモンです。
以下の食べ物がセロトニンの生成に効果的だと言われています。
チーズ、卵、ヨーグルト・・・『トリプトファン』を多く含む。
※トリプトファンとは、セロトニン生成の原料となるアミノ酸であり、人間の体内では作ることができません。
ほうれん草・・・セロトニンからメラトニンに変化するのに必要な『マグネシウム』が豊富。
鶏むね肉、まぐろ・・・トリプトファンからセロトニンを生成する際に合成をサポートする『ビタミンB6』、『ナイアシン』が豊富。
②食事の時間
『体内時計』を一定に保つことが睡眠の質を向上することに繋がってきます。
朝食は起床後、1時間以内に摂ることを心がけましょう。
体内時計のリセットと、夜の適切な時間の自然な眠気への効果が期待できます。
就寝3時間前までには、夕食(夜食含む)は済ませておきましょう。
食事のあとは、消化器官が活動するため、食事後すぐ寝てしまうと睡眠の質低下につながります。
まとめ 遅刻の言い訳より睡眠の質を改善しよう
「アラームが鳴らなかった」「起きたつもりが二度寝していた」など、つい口にしてしまう遅刻の言い訳。その多くは実は、睡眠の質の低下や生活リズムの乱れに原因があるかもしれません。
一時的な言い訳でしのぐよりも、睡眠環境を整え、体内時計を味方につける習慣を身につけることこそ、遅刻ゼロへの最短ルート。朝すっきり目覚められれば、時間にも心にも余裕が生まれます。
「遅刻癖」を「朝型習慣」に変える第一歩、始めてみませんか?